検査・試験計画(ITP)を作成・実行する
着工前に職種ごとの立会点・確認点を合意し、工事がその工程に達するたびに各ポイントで検査し、署名済み記録をファイルすることで、品質を推測ではなく証明されたものにします。
仕組みをステップごとに
プラットフォーム全体で3ステップ - 各ステップで何をするか、そしてなぜ重要か。
ITPを作成する
品質管理職種ごとの検査・試験計画を整理します。各チェック項目、合否基準とその根拠となる仕様条項、そして工事を止める立会点か施主が同席する確認点かを明記します。
理由: 最初の打設前にチェックポイントを合意しておくことで、承認のためにどこで工事を止める必要があるかを全員が把握でき、重要な部分が慌てて隠されることを防ぎます。品質を希望ではなく計画された手順に変えます。
各ポイントで検査する
検査計画上の各ポイントに工事が達するたびに検査を起票し、基準と照合し、合格として署名するか、不合格として次工程を保留し是正させます。すべての立会点には施主を同席させます。
理由: 予定通りに検査された立会点は、次の層の下に不具合が埋もれるのを防ぎます。埋もれてから直すコストは10倍になります。そのポイントで捕まえることが、最も安価な品質確保の方法です。
署名済み記録をファイルする
文書各ITP項目に対応する署名済み検査記録、試験証明書、承認事項を集め、完了したITP全体が対象部位の連続した品質記録として読めるようにファイルします。
理由: すべての項目が署名済みの完了したITPこそ、施主や検査機関が工事が正しいことの証明として受け入れるものです。それがなければ、既に施工された品質は引渡し時に何も証明できません。